古曽部の家新築工事

2012年夏完成

簡素な意匠で、できるだけ自然素材を使い、
また、環境への負荷を抑えたエコロジー住宅です。

外壁は火山噴出物を原料とした左官材料で、防水性と透湿性があり、 また、廃棄の際も自然に還せる素材です。 屋根はガルバリウム鋼板葺きで、耐久性があり、軽く、構造に負担をかけません。

玄関収納は、大工さんと建具屋さんによる造作で、左側が下駄箱です。

下の扉を開くと右側が向こう側とつながっていて、重い荷物の出し入れが楽です。

玄関収納の裏側は本棚になっています。

1階の中央にはペレット・薪兼用ストーブがあり、家全体を暖めます。

床材は大阪産の杉材(厚さ30mm)です。

内部の壁材は、天然鉱物からできたモイスというボードで、調湿機能が高く、結露やカビ、ダニの発生を抑制し、アンモニアやシックハウス症候群の原因物質を吸着したり分解したりします。

造作キッチンの空間は、薪ストーブと一体になって、ストーブでの調理も楽しめます。
1階の天井は、2階の床板(厚さ36mm杉材)の裏側をあらわしにしています。
LED電球をつけた、レセップというシンプルな口金の照明器具を配置しています。
ストーブで暖められた空気は、2階も暖め、天井付近にたまった最も暖かい空気がこの循環ダクトから1階の床下へ送られます。
夏場は逆に、1階床下の涼しい空気を2階へ送ります。
大工さんによって端正に仕上げられた造作換気口です。 1階の床下へ送られた暖気はここから出てきます。
1階床下は炭化コルクボードによる基礎断熱をしています。 天然のコルクを高温で処理しており、石油系や他の断熱材と比べ経年変化が少なく、また、結露やカビ、シロアリやダニの発生を抑えます。
浴室の床・腰壁には炭化コルクタイルを貼りました。 滑りにくく、触った時に冷たくありません。
1階の空間を仕切る4枚引戸は、吉野杉を使った製作建具。 明かりとりから向こうの気配がわかり、また、全部はずすと大空間ができます。
2階の個室の扉も吉野杉小幅板のフラッシュ戸を製作。 階下に音が響きにくい吊戸です。 片引戸で、開け放つことができ、コミュニケーションを保てます。
2階南側のホールは家族の共有スペース。 大阪産杉材の傾斜天井で広々とした解放感があります。
安定した光の入る北側のワークスペースは、階段からキッチンが見え、お互いに気配を感じながら過ごせます。
今や太陽光の陰の存在のようになってしまった太陽熱温水器ですが、実は強い味方。 日なたの熱を利用し、夏場の給湯はほとんどガスいらず、冬もガスの使用量を大幅に減らしてくれます。
太陽光発電パネルも省エネルギーの立役者。 安全でクリーンな形でエネルギーを生みだしてくれます。

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